尊く大切な瞬間

先日、なんでこの話になったのかを、すっかり忘れてしまった私なのだけど。。笑

アダムとエバは「善悪の知識の実」をたべてしまったので、今の人間が生まれたんだという話を娘ちゃんが私にしてくれた。

 

娘「私あのとき食べてよかったと思う。ただ神様から与えてもらったものをなにも考えずにするということよりも、食べてしまったことで悲しみや苦しみ、恥ずかしいなどの感情というものが生まれたことで、心を持てたことがよかったことだと思う!」

と。。。

私「えぇ、テレビでいうてたん?もしかして、お母さんがいったのに、またすっかり忘れてるとか?」

娘「いってないよ。そのお話を読んだときにそう私が思った」

ちょっとなんだかびっくりして、んんんー。。いい言葉が見つからなかった。

いつもそうなのだけど、自分の意見というのをしっかり持っていることに驚かされる。

 

1月3日、やっと旦那さんのお休みがきた。

旦那さんの実家へ新年のご挨拶へ。

思えばはじめは義務感で行っていたような気もする新年の挨拶も(ごめんなさい)、年を重ねるごとに温かいものに変わっていったように思える。

正直に書くけれど、色んなことを言われてよい印象のなかったお義父さん。悪いところばかり数えていた過去。今はよいところから数えるようになった。ただ時が過ぎたというだけではなく、小さいけれどコツコツと積み重ねてきた温もりが気がついたら、今の状態?を作ってくれたのかな?と思う。もちろん、お互いに。

それと、明るい娘ちゃんのおかげもある。おばあちゃんになついていくし、遊びにいこうと旦那さんも誘う。

旦那さんは実家に帰ると無口になる。長い時間だと途中行方不明になるときもある。。これも笑えない話の1つだったのだけど、今は笑える。

子供達は年の近い従兄弟たちと会えるのを楽しみにしている。もちろんお年玉も(笑)

息子くんが従兄弟たちとゲームをしていて、少し遅くなってしまったのだけど、帰りに展望台によってくれた。日が沈んだあとの空も綺麗だった。

 
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昨日は午前中から早々と夜ご飯の支度をして、近くのモールへ子供達、両親で出掛けた。父は日常的に体のためには歩いた方がよいのだけど、重い腰が上がらない。なので、孫も一緒にお買い物という名目で誘い出す。

ずっとこもっていると滅入るし。

モールに到着したときの空が綺麗だった。

帰りは真っ暗になっていて、すっかりお腹をすかせてしまった私たちは、最後に買ったケンタッキーを少しずつわけて食べた。


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去年1年で父はかなり老けてしまった。手術で心臓は前よりよくなったものの、表情もかわり、ゆっくりしか歩けなくなった。

今は腰を痛めて自力トイレは難しい。

昨日、それをひしひしと感じた。。

帰ってから、

「おじいちゃん、年をとったね」というと、

「そうだね」と子供達。

母も最近人と話す自信がなくなったきてるといっていた。伝えたいことを伝えられないと。

私「私なんかずっとそうだよ」と笑い話に変えた。母はモールの本屋さんで、恒例の三年日記を購入して、仕事のことで思い付いたことを書いておけば、マニュアルにできるからと、ボチボチと辞める準備をはじめるようだ。

いろんな事が切なくなった。

また涙が浮かんだ。最近は本当に駄目だ。弱い。。

「お母さん泣きよん?」

「お母さんね、なんか淋しくなっちやったよ。」

「おじいちゃんはお母さんにとったらお父さんなもんね」

「おばあちゃんもすぐにじゃないけど、仕事を辞める準備をするみたいや。お母さん、正直仕事は得意じゃないけど、日々の暮らしために働きたいし、実弟くんにとってもお母さんがする方がよいとおもうんよ。やから、お母さん仕事も頑張ろうおもうんやけど、この前もお父さん仕事が忙しくて機嫌悪かったやろ?

いま、こうやって家族なかよくできてるけど、忙しかったりでイライラなんかして、喧嘩したりしたくないんよ。だからね、せめて、みんなが少しずつ自分のことは自分でできるようになってほしいんよ😄」

そういうと少し沈黙してから、娘ちゃんが

「お母さん、私もそうできるようにしたいと思ってるんよ。それにね、お母さんがおらんくても、おじいちゃん、おばあちゃんのお世話はお兄ちゃんと私ができるけん安心して!」

いつもとは違った真剣な表情で伝えてくれた。嬉しかった。

子供に重いものを背負わせるという捉え方をする人もいるかもしれない。だけど、私はそうは思わない。助け合うとか、思いやりあうのは大切なことだと思う。

もちろんすべてが義務ではない。

温かい気持ちでいてくれたら嬉しいな、そう思う。

真剣だけれども、深刻なものではない。

深く考える瞬間はあるけれど、ずっとそこにとどまるつもりはない!

それにしても幸せだな。

いつかは死んでしまうという儚さよりも、生まれたことによって、こんなに温かく愛に溢れた瞬間を重ねているという喜びを実感した。

一見なにもない日常、本当に尊く大切な瞬間を重ねたものだなと思う😄

 

今年も私次第で、

よい時が流れる予感(笑)

寒いな。。。雪になるのかな?

ちょっと太陽でてきたかも!

 

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空は繋がっているよ。