金曜日父の手術が終わり、経過もよいということで一般病棟に帰ってきた。
「死ぬかもしれない」という恐怖を短い間に二回も味わった父は、ちょっぴり臆病になっている。(厳密にいえば、去年の心臓と合わせて三回目)
はじめの手術の前に、もちろん決断するのは父本人なのだけれど、家族それぞれはどう思っているかを話し合ったときに、息子くんがいった、
「僕の意見は、じいちゃんが生きててくれるだけいい」
といった言葉が今心の中でこだましている。
今思えば、私もそう思っていたんだろうな。だけど、あのときは、
「お母さんはおじいちゃんがやりたいようにしたらいいというがお母さんの気持ち」
もちろん本当にそう思ってはいたのだけど、もしかしたら正直な気持ちではなかったかもしれない。
あの日から、父のわがままも全部受け入れて、(父も少しずつ変わってきてるのもある)自分の気持ちで父へ接するようになった。１日何度も病院へいくことがあっても、めんどくさいなと思わなかったし、毎日作るサラダにブロッコリーが入ってなかったら、手抜きという表現をされても(笑)、「ブロッコリー好きになってくれたんだな」などという、プラスの受け取り方をするようになった。もちろん父のためにもなるのだけれど(母のためにもなる)、一番は自分のために、父に生きていてほしいと願う自分のために、今父にできることを日々重ねた。
「生きていてくれるだけでいい」
時に皮肉もいうし、斜め向きではないのかと思う発言をすることもある息子くんだけれども、正直でとっても素直な優しい人なんだよね。手術前日、
「生きて返ってこいよ！！」と父に声をかけて、ずっと手を握りしめて、たぶん祈っていた。全身全霊心を込めて。。
あっ、父のことで不思議なことがある。ちょっとボケたところのあった父は、糖質制限して血糖値がさがってきたのがよかったのか、原因は謎なのだけど、頭がここなん年かで一番しっかりしている。心臓のときも、腎盂腎炎のときも、一人こもると認知症が加速してはいけないと１日何度も病院へ通った。。これは嬉しい悲鳴の１つだ。
明日も元気な父の顔を見に、病院へ行きたい。
(一年でこの時期だけの、水田に映った空が素敵すぎる)
この前愛読しているブログで動物占いについて書いてあったので久々にやってみた。
実は何度も占っているのだけれど、占いにはいまいち興味がないせいか内容をすっかり忘れてしまう。。(苦笑)
無理矢理こじつければ、めっちゃ当たってる～ってことになるのだけど、自分的には全然ちゃうわってとこもあり。。ただ、今回は、はっとしたことがあった。
私、頼られると嬉しい羊。。
頼られると嬉しいはずなのに、押し付けられることをめちゃくちゃ嫌がる的なことが書かれていた。まぁ、そこめっちゃ当たってるなーって話なのだけど、何件か読んだのであとからどれだったか忘れて詳しくはわからなくなった。
何か嫌だなとか、違うなとかを押し付けられたときにあなたは「全自由を奪われたように感じてしまうけどそれは違う。断る自由というものもあるし、それを押しつけられただけで、全部の自由を奪われた訳ではない」みたく書かれていたと思う。それは、あなたの気持ちのもちようだということだ。
そうそれそれ！私は何か自分の考えとは違うことを押し付けられそうになると、比較的NO！とは言える日本人なのだけど、それでも断れなかったり、自分のペースを乱されそうになったり、そうなった状況だけで全自由を奪われたように感じて、窮屈になってもがく。。(人に言われてやるのではなく、自発的にやりたいというある意味わがままなやつです。。私。。)
あぁ、そうだよな。。全自由を奪われている訳ではないのに、全部奪われたような錯覚をするよなと。。目から鱗がおちた。
例えば相手が私のことを思ってくれてのこととわかっていても、もう窮屈になってしまってダメだ。だけど、少し心持ちを変えたら窮屈さも減るのだろうな。
世の中の幸も不幸も心持ちだ！と常に思っているはずの私は、自分の心持ちで自分を窮屈にさせていたのかもしれない。
明日からまた一週間のはじまり。
もう少しお休みくださーい(笑)
あっ、明日参観日だ。
色んなことがあって笑顔が見せれないときは、無理して笑顔になるのではなく、自然に笑顔が溢れてくるのを待つ。
そんなときは、自分ではなく大切な人が笑顔になれるよう心を持っていく。
大切な人の笑顔を見ると、自分も自然に笑顔が溢れるという訳です。
笑顔の循環～～
(ずっとわぁーっと言いながら写真を撮り続ける。表現力が乏しい。。。)
絵画教室の送迎の時、空を見上げたら360°ハロと出会った。
ハロ、hello～。心の中でチープなだじゃれをいって、自分で苦笑した。
父の病室からの夜景が綺麗だった。
空は繋がっているよ。
