かなり好みの空に誘われて、
久しぶりに西に沈む太陽に会いにいけた。
沈む夕日にはお別れの感覚ではなく、「お疲れ様また明日」って感覚がある。
ほんとは明日があるという確信はないのだけれどね。。
おはようと東から昇る朝日を浴びると心まで温かくなるのは、朝を迎えられたことへの喜びと感謝からなのか。。
ただただうれしくて、ありがとうが溢れる。
前は向いてはいるけれど、進むことができないでいる。ずっとお父さんがいなくなってぽっかり空いてしまった穴に、何をつめようかと考えていた。
オレンジ色の暖かな光が背中を押してくれたお散歩での坂道、
「色んな花びらをつめよう」ってふと思い付いた。春の花。
悲しい気持ちを押さえたり、涙をふいて前に進むって話ではなくって、
その花びらをパーっと振り撒いて笑顔の瞬間を増やそうって。
色んな色の花びらが舞う様子を想像するだけで笑顔になった。
父の告別式の日、私はたぶん人一倍泣いていた。最後のお別れは父から離れられずにいた。。
弟がそれを面白おかしく
弟「姉さんのお父さん大好き、お父さんと一緒にいたい、お父さんありがとう。。号泣しながらのパフォーマンスはすごかった(笑)」
私「パフォーマンスちゃうわー(笑)」
弟「姉さんが1番良い席からずっとパフォーマンスしながら離れへんから、どけや!思ったわ。最後はイライラしてきて イライラがピークになって拳を握って震えてたら、奥さんがギュッと手を握って大丈夫っていってくれて。。(笑)」
私「なんなんそれー(笑)ちょっとのいていうたらええやんかー」
弟「姉さんのパフォーマンスがね(笑)終わってから奥さんにいうたら、わろとったわ。周りみーやー(笑)」
私「ちょっと周りもみたけど、反対側もあるやん。そんなん人のことなんか考えてられんときやんかー(笑)」
弟「反対側は人がくるし気を遣うやん」
話を聞いて息子くんがわれよわれよと入ってきて(笑)
息子「俺も思った!おまえだけのじいちゃんやないって思ったけん」
私「えーっ?マジ?そんなとこで気を遣ってる時じゃないやんか!それにみんながこうへんかったやんか(笑)」
息子「あのパフォーマンス、これんかったんちゃう😁(笑)」
母までも。。。
母「お母さんも思った。どけや!と思ったんやなくて、お姉ちゃんはお父さんのことほんとに好きやったんやなって思いながらみてたんよ」
弟以外は控えめに思えたあのときは、私にみんなひいてたの。。ひいてくれてたの?
ひくとこちゃうし。
でもこうやって笑いにかえていく家族が大好き。母は真面目な人で自分の感情を表に出すのも、笑いを提供するのも苦手だけれど、涙を流しながらいつも笑ってくれる。
我が家伝説のレジェンド父の死をまだまだ受け入れきれてない。
お父さん、あのとき思ったよ。
お父さんはお母さんのことが1番好きやったけど、たぶん、お父さんのことを1番好きやったんは私やなぁって。
苦楽を共に。。
チームワークで乗り越えてきた我が家を誇りに思っている。
細かいことはええの。
通過点もかまん。最後に最高や思えるんが真の最高や思う。
お父さん、あの日から私、辛いことや悲しいこと、不安がたくさんたくさんなくなったんよ。
やのになんでだろう。。おかしい。。
お父さんがいなくなっただけ、ただそれだけやのに。。淋して、悲しくて、辛くて、会いたくて 切ない気持ちが膨らんだ。張り裂けそうやわ。
でもね、光を見つけたんよ。
たぶん、
これからの道のりきっとこれ以上辛いことはないんじゃないのかな?って。
だから、たいがいのことは乗り越えていけそうだよ。強くなったでしょ、私😁
夜空を見るのがこわかった。。
見上げはじめたよ。
お父さんの病院通いでずっとやめてた香水もつけはじめたよ。
(太陽が。。アンテナに刺さっちゃう季節😁)
いつまでもないとったらあかんよね。
でもまだまだ涙が止まりそうにないわ。
泣き虫でもええわ。
ほんとはつらいんよ。めちゃめちゃ辛い。
私は空が好き。
大好き。
空は繋がっているよね。