年号が令和になってはじめての夕日。
夕空が綺麗。。
美しきはじまり。
出先で大きな太陽が山に沈むのを見た。
家に帰ってすぐ自転車で久々夕日に向かって走った。行きはよいよい帰りはツラい(笑)心臓やぶりの坂(大袈裟)玄関先で本当に心臓やぶれるかと思った(笑)大の字になってしばらく動けなかった。
平成が終わりを告げ、令和という新しい時代へとバトンが渡された。
たまたまではあるのだけれど、平成最後の日となった昨日、お父さんの四十九日の法要となった。家にいたお父さんが供養していただき旅立つということになっている。
永代供養という形をとるらしい。山奥のとても静かで景色の美しい場所に父は眠る。
激しい雨音が涙のようにも聞こえた。
納骨のとき前をみると、お父さんの免許証を首からさげている息子くんに気づいた。
いつも真剣にちょっとおとぼけたことをする息子くんがかわいらしい。笑ってはいけない時かな?笑いを堪えて目を閉じて肩を震わせていると、大爆笑しているお父さんの顔が目の前に大画面で現れた。目尻をさげてくしゃくしゃな顔をしてずっと笑っている。今度は泪が止まらなくなった。
『3月13日書きかけのブログより』
「同じ言葉を使うなら
優しい言葉を使おうよ」
昔、昔私は父から
「一度発した言葉は取り消すことはできないんだから」と教わった。
言いたいことを我慢するということではなく、優しい言葉を使うということ。心ある言葉を使うということ。日常生活に使う言葉に心を込めるということ。
このようなことを伝えたかったのかはさだかではないのだけど、私はそんな風に受け取った。
心ない言葉を使うのはやめよ。
一度傷ついた心は癒えるまでに時間がかかる。もしかしたら、癒えることがないときだってある。
この風景、お父さんの病室のある階のエレベーター降りてすぐの窓。この景色が好きだった。
同じ窓からでもこんなに景色が違う。
一期一会の出会い。
お父さん、無事に旅立ったのだろうか?
たまには帰ってきてねとお願いした。
いまこの温もりを集めてギュッと握りしめた手をじっとみつめて 時よ止まれと願った
今もその手のひらをじっとみつめて 温もりをあなたを感じながら思う
優しさをありがとう 温もりをありがとうって。
時を重ねるってことをとてもさみしいものように感じてたけど、美しいものでもあったんだね。
越えてきた時に思いを馳せ 目を閉じてその風を感じるように、セピア色が流れる。
令和かぁ。。。
世の中はどんな色に移り行くのだろうか。
私自身が何か変わるとしたら
やっぱり自分の心持ちしだい。。
常に『希望』を持ち続けていたい。
空は繋がっているよ。