眠るのがこわい。
バタバタな日々に体は疲労しているのだけど、眠るのがこわいのだ。
何度も夜中に目が覚めるたび、朝だったらいいなと時間を見ては、まだ夜だということにガッカリする。
今週末、息子くんは入試。お父さん、なんとかなんとか頑張って。
この前、病院へ行く車の中で母と話した。
「お父さんはクズなところがあるけど、それでも私は大好きなんだ。」ってことをいうとお母さんが、
「クズなところもふくめてが、よいところなんやろうね。なんでも完璧だったら、ぬけるところがないもんね」といった。
母は父のクズなところがどうしても許せなかったはずなのだけど、はじめてだ。とても嬉しくなった。
「可愛いげのある人だよね、お父さんは」
病室へ私が一足先にいって話をしていると、夜中はキツかったけど、水が飲めたので生き延びれたと話していた。
母に
「おまえのために痛みを我慢した」といっていた。母はにっこりしていた。
毎日、何かしら話をしている。
今日は車でほんといっぱい走り回った。娘といった病院帰り娘が、
「私は辛いけど、寂しいことはない。だってじいちゃんまだ生きてるんやもん。寂しくはない!私、希望捨ててないよ」
そんなことをいっていて、すごいなっと思った。塾のお迎え後、ずっと風邪だったので久々に息子くんを連れて病院へいった。帰り息子くんが娘ちゃんと全く同じ事をいっていてびっくりした。全く同じだった。
兄妹だから?二人の言うとおりだ。
あなたたちの母はもっとしっかりしなくてはね。1人になると泣いてばかりだ。どんだけ弱いんだ、私は。強くなれ、私!
だけど、今が生まれてから1番辛い。
いじめられて学校行きたくないと泣いていたときよりも、
彼氏にフラレたときよりも、
震災にあって一瞬死を覚悟したときよりもつらい。
我が家でレジェンドと呼んでいる私のお父さんは、受験間近でテンパり気味に頭を抱える息子くんに、
「受験終わったら楽になるからええ」といっていた。やっぱりどこまでも前向きな父に脱帽する(笑)みんながみんなテンパりながら発する言葉はさえている。適格だ。
世の中って、感情の通用しないロジック。
個人の感情や希望は無視で淡々とマニュアル通りに進んでいくことが多い。仕方ないのかもしれないけど、冷たい。
裁判の時を思い出した。
私はそういう世の中、好きになれないよ。
たくさん理不尽なことがある。
自分が温めていかなくちゃ。
どうか、いつも朝が迎えられますよう。
大好きな人が存在しているただそれだけで、幸せを感じる。それが何よりだ。生きている意味だ。
生きてるだけでいいよ。
できれば、心も体も元気ならば最高だな。
文章めちゃくちゃだろうな。
でも、いま、書き記す。
ありがとうの朝が訪れますように。
ずっとずっと朝が迎えられそうな気がする。